「緑多羅菩薩」

2010年/72×60cm/キャンバスにアクリル

18世紀チベットの銅造鋳金の緑多羅菩薩像の顔部分を方眼状に分割し、 各グリッド内の色を青赤黄(CMY)の10段階の階調として分解します。 各グリッドを9分割し、3色を配置します。例えばC2、M5、Y7だとしたら、 CとMとYが重なる2コマには黒を、MとYが重なる次の3コマには金赤を、 Yだけの2コマには黄色を配置します。さらに、こうして決定した配色を、 各グリッド内でランダムになるように置き換えます。三原色(赤青黄)と、 それぞれの2色の混合である紫、緑、金赤と、3色の混合である黒によって、 すべての色彩を表現しています。